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マインドフルネスとは


マインドフルネス(mindfulness)とは、

 

辞書を紐解くと、

今現在において起こっている経験に注意を向ける心理的な過程であり、瞑想およびその他の訓練を通じて発達させることができる。

とあります。

 

マインドフルネスの語義として、

「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」

といった説明がなされることもあります。

 

近年の西洋におけるマインドフルネスの流行は、概してジョン・カバット・ジンが構築したマインドフルネス ストレス逓減法から始まったと考えられています。

 

反芻や心配は、うつ病や不安のような精神疾患を引き起こす一因となりますが、マインドフルネスに基づく医学的な介入は、反芻や心配を減らすのに有効であると複数の研究が示しています。

 

1970年代以来の臨床心理学と精神医学は、様々な心理的な状態を経験している人々を助けるために、マインドフルネスに基づく多くの治療応用を開発してきました。

 

例えばマインドフルネスの実践は、うつ病の症状を和らげることや、ストレスや心配を減らすことや、薬物依存への手当に用いられてきました。

 

また、精神病の患者に対する多くの治療効果も示し、心の健康に関する問題を停めるための予防的な方策にもなっています。

異なる患者カテゴリーと、健康な成人および子供における、マインドフルネスによる身体的健康と精神的健康の両面への効果を、複数の臨床研究が記録しています。

 

ジョン・カバット・ジンによるプログラムと、それに類似した方式のプログラムは、学校、刑務所、病院、退役軍人センターなどに広く採用されています。

マインドフルネスのプログラムは、健康的な老化、体重管理、運動能力の向上、特別なニーズをもつ子供への支援、周産期への介入などへも適用されています。

 

 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』一部抜粋

 

 

簡単に言うと、「気づき(mind)がフル(ful)に働いている状態(ness)」という意味で、「今この瞬間の心の動きに気付き、価値判断することなく、意図的に注意を向けて関わろうとすること」です。

 

私たちの心は常に忙しく揺れ動いています。

特に、気持ちが不安定な時には、思考の反芻と呼ばれる現象がよく起きます。

気持ちの反芻とは、くよくよしたり、考えが堂々巡りすることです。

 

不安になっているときには、考えは未来に飛び(例「~してしまったらどうしよう」)、

 

落ち込みが強い時は、考えは過去に飛ぶ(例「どうして~してしまったんだろう」「~しなければよかった」)ことが常です。

 

マインドフルな状態とは、眼前のこの瞬間に集中できている状態です。

 

そのような状態が極めて高まると、例えば、スポーツ選手が「飛んでくるボールが止まって見える」などという体験をするような、いわゆる”ゾーン”とか”フロー”に入った状態になります。